ドラマ『エクスパンス ―巨獣めざめる―』第4話「近接戦闘」あらすじと感想

 

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『エクスパンス』第4話「近接戦闘」より

 Netflixオリジナルドラマ『エクスパンス ―巨獣めざめる―』の第4話「近接戦闘」のあらすじと感想になります。ネタバレありですので、未視聴の方はご注意ください。

あらすじ

 艦を追跡してきていた正体不明の艦隊が、ホールデン達の乗る火星船に攻撃をしかけてくる。船内は戦闘態勢に入り、ナイト号のメンバーには緊張が走る。謎の艦隊からの攻撃に対し不安を感じるホールデンであるが、火星人の艦長は余裕を見せる。しかし、敵艦の予想以上の攻撃力に船は甚大な被害を受け、ナイト号のメンバーも一人が命を失う。敵艦の全貌が捉えられるが、その姿はカンタベリー号を襲った船に酷似していた。

 敵の狙いは、火星人にカンタベリー号襲撃の罪を着せることにあると思われる。地球やケレスに対し送信されたメッセージが訂正されないままホールデンが殺された場合、火星人がカンタベリー号を攻撃した疑いが強まるからである。

    ホールデン達が殺された場合、火星人の無実を証明できるものがいなくなってしまうため、艦長は彼を船から脱出させることを最優先する。しかし敵軍は船内にまで侵入してきており、時は一刻を争う。敵はOPAのテロリストであると考えられるが、装備が最新のものである点が不審に思われる。

 敵の手はついに艦の中枢にまで及び、艦は陥落寸前まで追い込まれるが、ナイト号のメンバーは火星人の助けにより辛くも脱出に成功する。彼らが無事に脱出したことを確認したのち、艦長は船を自爆させる。

 一方ケレスでは、ミラーが暴動で亡くなった男の正体に疑問をいだき、死体の調査を進めていた。身元がはっきりしない死体を不審に思いスキャンしたところ、脚には何らかのデータが隠されたメモリーが埋め込まれていたことが判明する。

 ティコ・ステーションでは、OPAの重要人物フレッド・ジョンソンの指揮のもと、モルモン教徒が新たな星を探して旅に出るための船の建造が進められていた。

感想

    今回はアクション要素が多めな回でした。また、カンタベリー号を攻撃してきたのは火星人ではなかった(少なくともホールデンらを救助した艦は関わっていない)ことがはっきりします。しかし、彼らの兵器や装備の性能の高さからわかるように、OPAが単独で動いているわけではなく、どこかからの支援を受けていることは明白です。まだ登場していない勢力が関わっているのか、あるいは地球や火星に戦争を起こしたい派閥が存在するのかもしれません。

 また、今回は火星人の心情についても触れられていました。火星人も地球の美しさに羨望を抱いていますが、同時にその資源を軽んじる地球人を見下してもいます。火星は軍事や技術面では優れているのでしょうが、いくら開発が進んでも元々持ち合わせている美観や資源の豊富さでは敵わないのでしょう。これまではケレスの貧しさにフォーカスされることが多かったのですが、地球の美しさや故郷に対する羨望という点では、火星に暮らす人々もベルタ―と大差はないということなのかもしれません。

ドラマ『エクスパンス ―巨獣めざめる―』第5話「フレッド・ジョンソン」あらすじと感想 - Nanyak